有って無い 建築工程 設備泣く
ゼネコンの団体である日建連(日本建設業連合会)が、
「建築技術者向け設備工事ポイントシート」なるものを作成しています。
以前同会は若手の設備技術者向けに【設備工事ポイントシート(若手向け)】
を作成していますが、それにをベースに今回は”建築技術者向け”に”設備工事”の工事ポイント集をつくってます。
で、今回のシートの冒頭には、こう書かれています。
「建築工事作業所では、一般的に電気・空調・衛生・昇降機等の設備工事を、設備担当者が管理しています。
しかし、建築と設備の調整が必要なことが多々あり、それを設備担当者任せにすることは、
決して良質な建築をつくり込むことにはならないと考えます。
そこで、建築担当者も知っておくべき設備の管理ポイント集をまとめることにしました。
・・・中略・・・
建築技術者の皆さんも、是非、設備工事のポイントを理解していただき、
設備技術者と協働して良い建物をつくっていく意気込みをもっていただければ幸いです。
・・・後略・・・」
こんな川柳があります。
いつの間に 建築得意の パワープレー
有って無い 建築工程 設備泣く
昔から後工程の設備はメインの建築から押され気味だとよく言われます。
ある人が、「建築よ人手不足なんだから設備にはもっと気を使え!」
と現場で言ってましたが、これを読むと日建連もそう思ってるのかも知れません。
※日建連の資料はこちら↓
【建築技術者向け設備工事ポイントシート】
https://www.nikkenren.com/kenchiku/equipmentpoint/pdf/all.pdf
【設備工事ポイントシート(若手向け)】
https://www.nikkenren.com/kenchiku/jfcc_setsubi/pointsheet/pdf/all.pdf